#38筋肉痛の時は筋トレしてもいいの?
よくお客様から『筋肉痛の時はトレーニングしてもいいんですか?』とご質問をいただきます。
そんな時は、
問題ありませんよ。ただ痛みが強く正しい動きができない時は休みましょう!
とお伝えしています。
筋肉痛のメカニズム
筋肉痛のメカニズムははっきりしていないことが多いです。
ただ、慣れない運動して、普段使わない筋肉を使うと顕著に表れる気がします。
今一般的に言われているのは、
傷ついた筋繊維を修復する過程で炎症が起き、生成された刺激物質が筋肉を刺激して起こるものと考えられています。
筋トレをしても問題ない理由
筋肉痛があるときに筋トレをすると
- 回復の妨げにはなる
筋肉痛が重なり回復が遅れてしまう - ケガのリスクが増す
筋肉痛時には、筋力、柔軟性が低下しているため、無理にトレーニングをするとケガのリスクが高くなる。 - 効果的なトレーニングができない
痛みから本来のパフォーマンスを発揮できない場合がある。
など言われています。
ただ、長期的に見れば筋肉痛のときも筋トレをした方がいいと思います!
■回復の妨げにはならない
筋肉痛時に筋トレをすると、ダメージが蓄積して回復が遅れてしまうと不安に感じるかもしれません。
しかし今のところ、これが正しいとされる科学的根拠はありません。
もちろん、2回目、3回目のトレーニングをやった直後は一時的に筋肉痛の程度は増えますが、それは筋肉痛があろうがなかろうがトレーニングを実施すれば起こることです。
1回目のトレーニングに特別な悪影響をあたえる心配はなさそうです!
■ケガのリスクが増す
普段と同じ動きができないのでケガのリスクは上昇するかもしれません。
なのでトレーニング強度には充分に考慮しましょう。
フォーミングアップをしっかりして、可動域を確保してから筋トレしましょう!
■効果的なトレーニングができない
これもあり得ます。
例えば、100㎏でトレーニングできたはずなのに筋肉痛のせいで90㎏、80㎏でしかトレーニングできない可能性はあります。
ただ、トレーニングは積み重ねていくものです!
トレーニングをしないと何も積み重なってはいきませんが、いつもの力が発揮できなくてもトレーニングすることで少し積み重ねることができます。
また筋トレを継続してやっていけば、身体も慣れ筋肉痛を感じづらくなります。
なので、長期的に見て、身体が慣れる前の数回のトレーニングにおいて、質が少し低下したからといって、トレーニングしないのはむしろマイナスだと考えます。
まとめ
筋肉痛が無いフレッシュな状態でのトレーニングに比べると、筋肉痛が残っている状態のトレーニングの質は低下するかもしれませんがそれは一時的な問題です。
むしろ、筋肉痛があった状態でもトレーニングを行えばトレーニング効果はプラスになるので、長期的にみると実施した方が良いかもしれません。
疲労やケガには十分注意してトレーニングを積み重ねていきましょう!
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